今後の展開

 （１）地域の再エネ推進者(「地域の担い手」)の認定

 「Roof Plus 社会還元プログラム」の第一歩は、地域の再エネ推進の担い手を創出することです。あいおいニッセイ同和損保とRDoは、カーボンニュートラル社会実現を推進する、地元の中核企業、地方銀行、生損保代理店などの「地域の担い手」に、取引先へ「Roof Plus」導入(「SDGs経営」の実践)を奨励いただきます。　　　

（２）無償給電スポットの提供(「地域エネルギーの安全保障」に資するインフラ整備)

　「Roof Plus」の導入企業には、災害時に太陽光発電設備を携帯電話の無償給電スポットとして地域住民に提供する「Roof　Plus社会還元プログラム」への参加を推奨します。これにより、地域社会におけるエネルギー供給の安定性を高め、緊急時に役立つインフラを整備します。

（３）地域協力の強化

　「Roof Plus 」の推進にむけて、「地域の担い手」と地方自治体との連携を深め、中小企業の電力高騰化対策と、サプライチェーンの脱炭素対策に応える地域共生型再エネ普及に向けた具体的な戦略を共同開発し、実行支援します。

（４） SDGsドミノの創出

　「Roof Plus」を起点に、災害時の「無償給電スポット」として自社施設を地域に提供する企業を「Admired　company」に認定します。企業名をRDoの特設サイトで広く公開することで、他の企業にも積極的な参加を促します。

　「Admired　company」には、地域の災害時に備え、水や簡易トイレ、非常食などの整備を働きかけ、より持続可能な未来への一歩を支援してまいります。

 1.「SDGs経営企業」

 RDoは、以下のローカルSDGsに貢献せんとする企業を「SDGs経営企業」として認定します。
　

✔  Roof Plusの自社導入ならびに、取引先等にむけ「自給自給型 再エネ電力システム」(「Roof Plus」)の導入を推奨

✔  地域災害時に、自社設置の太陽光発電コンセントを地域開放する「Roof Plus社会還元プログラム」を推奨

2.「Admired　company」(地域に誇るべき企業 : 災害時の「無償給電スポット」として地域貢献する企業)

 RDoは、以下のローカルSDGs活動に協賛いただいた企業を「Admired　company」として認定します。
　

✔  「自給自給型 再エネ電力システム」(「Roof Plus」)を自ら導入し、地域の脱炭素活動に貢献

✔  地域災害時に、自社設置の太陽光発電コンセントを地域開放する「SDGs経営」を宣言

✔  地域住民の「無償給電ネットワーク拠点」を構成すると共に、取引先にも「SDGs経営」の実践を推奨